部活動指導員制度の充実を!
文科省に意見を送って、部活顧問の強制をなくしてもらいましょう!

多数の人からの意見が必要です!みんなで意見を送りましょう!
部活動指導員を、より有益な存在として学校教育法に位置づけてもらうチャンスです。

文科省が、部活動指導員を学校教育法に位置づけようとしています。
そのために、指導員のあり方についてネット上で世間一般から広く意見を募集しています
部活動のあり方を改善するために、多くの人からの意見が必要です。
ご協力ください。

匿名で誰でも送信できます。(2017.2.4 募集〆切)

*部活問題対策プロジェクトは,以下の意見を送信しました*
参考にしてください

件名【部活動指導員の学校教育法への制度的位置づけについて】

 部活動指導員の導入により、以下2点の効果が期待されます。
〇教員:部活顧問の負担軽減・顧問強制の撤廃
〇生徒:安全保障,優れた指導を受けられる,練習過多に陥らない
 しかし、適切に導入しなければ、指導員の導入が逆効果となる大きな危険があります。
 以下に、留意点を記します。

1. 教員の負担軽減を前提とした部活動指導員の活用のために
 部活動指導員の運用が、確実に教員の負担軽減となるようにしてください。そのために、部活動指導員の運用に際しては、以下のア~ウの3点に留意してください。

 部活動指導員は必ず単独で平素の部活動運営および部活動指導や大会引率を担うものとする。
 部活動指導員が不足することで教員が顧問就任を強制されないよう、各学校は必要な部活動指導員の人数を報告し、確実に指導員を確保すること。行政は各学校への指導員の配置を確実に保障すること。
 部活動指導員が運営を担う部活動には、教員は顧問として所属しない。
 部活動指導員と教員顧問が1つの部活動を共同運営する場合、教員の負担が軽減されない/負担が増加するケースが多発する危険性があるため【備考1】

2.部活動指導員の質の保障
 部活動指導員の質を保障し、子どもたちに良質の指導および安全が保障されるようにしてください。部活動指導員の質の保障のためには、研修等が必要です。研修の内容としては、「指導技術」「部活動の位置づけ(学校教育の一環)」「勝利至上主義や活動過多に陥らないこと」「学校教育の主旨や制度」「個人情報保護や人権」「救急法」等が挙げられます【備考2】

3.部活動指導員への適切な報酬
 部活動指導員の質を担保するためには、十分な報酬が欠かせません。部活動指導員に対して、スポーツや文化及び科学等の指導の専門家として十分な報酬を支払う必要があります。持続可能な運用をしていく為にも、部活動指導員の人材を恒常的に確保しつづける必要があり、その為に十分な報酬は欠かせません。

【備考1】
 1つの部を教員と部活動指導員が共同運営することによって、一見、教員の負担は減るように見えます。実際、うまくいけば負担が減るケースもありえます。しかし、現在、外部指導者が顧問教員を多忙化させたり過重な負担を負わせたりする事例が数多く存在します(備考4)。よって、1つの部を教員と部活動指導員が担当する体制を許可してしまうと、部活動指導員が教員の多忙化を招く欠陥システムとなってしまいます。よくある例は、高い専門性のある部活動指導員と若年の教員顧問が1つの部活動を担当することとなった場合、力関係上、部活動指導員が若年の教員顧問に雑務を命じたり、部活動指導への参加を連日にわたって強制したりすることがあります。これまで、このようにして教員顧問が犠牲になってきた事例は枚挙に暇がありません。「」が保障されない場合には、指導員と教員顧問の境界が曖昧となり、教員が部活動顧問への就任を強制され続ける惨状を招く余地が残ってしまいます。部活動指導員の導入によって教員が多忙化してしまう事態は、指導員制度設立の主旨からして何としても回避すべきです。部活動指導員の導入が、教員の多忙化解消に効果を発揮するために「 部活動指導員が運営を担う部活動には、教員は顧問として所属しない」ことは欠陥システムを防止する為の必須条件です。

【備考2】
 「学校教育の一環」としての部活動を部活動指導員が単独で指導できるようになる為、教育活動に理解のある人材の確保が必要です。部活動指導員自身の経験のみに基づいた指導に任せることには様々なリスクが伴います(備考4)。部活動が勝利至上主義に陥ったり、活動過多で子どもたちに健康被害が及んだりしない為のシステムが必要です。部活動の活動日数・活動時間の上限を文部科学省が設定し、各学校長には学校職員にこれを遵守させる義務を負わせるようにしてください。

【備考3】
部活動指導員の職務には生徒への直接的な指導以外の業務も含まれることとし、労働時間に位置づけて賃金を支払うようにしてください。(例:事務作業,大会準備の会議,自校の生徒の引率を伴わない大会の運営業務など)

【備考4】
参考記事:「この部活動は長すぎる!」ブラック練習、変えさせた父親の執念
URL:http://withnews.jp/article/f0170118002qq000000000000000G00110301qq000014569A
〇部活動の休日は月1日
〇休日も朝8時~夕方6時が当たり前
〇力関係は 外部指導者>顧問・学校
※保護者が学校に何度も訴えてやっと改善→システム上の致命的な欠陥

文科省に意見を送りませんか? ※2/4(土)まで

【部活動指導員のあり方】について、意見を寄せる絶好のチャンスです。
文科省は、部活動指導員を学校教育法に位置づけようとしています。
部活動指導員がより有益な存在となるよう、多くの人が意見を送ることに意味があります。

↓部活動指導員がより有益な存在となれば↓

生徒「部活動で、専門的な技術を学べるようになる」
    ※指導者が素人ではなくなる
    ※外傷・障害・死亡などのリスクが減る
    ※休日が適切に設定されたり、長時間練習が抑制されたりする

教師「部活動の指導にかかる負担が軽減される」



意見が反映されるためには、
多くの人から同様の意見が送られることが必要です。

署名への賛同者数が、数万人を超えている今がチャンスです。
皆さんで、同じ主旨の意見を送りませんか?

受付期限 : 2017.2.4(土)まで 

意見の送り方

以下の画像をクリックすると、意見受付のページへ行けます。
pbc1.png

「意見提出フォームへ」をクリックすると、
下記のページが表示されます。

意見受付ページの説明

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「提出意見」を入力したら
画面の下にある
pb4.pngをクリックしましょう。
画像認証のため、8桁の数字を入力して
「提出する」をクリックすれば、提出完了です。

詳しく知りたい方へ

以下のリンク先にて、部活動指導員についてのこれまでの審議をご覧いただけます。
1.H27.12.21 チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申)(中教審第185号)
2.H28.1.25 「次世代の学校・地域」創生プラン~学校と地域の一体改革による地域創生~
3.H28.6.13 学校現場における業務の適正化に向けて