報告:署名を提出しました(2016.3.3) 提出1回目

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 2016.3.3 AM 11:00 ※写真:署名を受け取る教育課程課 担当官
 文部科学省に署名(23,522人)を提出することができました。事前に告知できず,申し訳ありませんでした。ご賛同くださった皆様に,深くお礼申し上げます。
 署名の宛先8件のうち,該当の4課から5名の担当官が集まり,受け取りに対応してくださりました。文部科学大臣宛の署名等については,教育課程課が一時的に預かり,確実に渡してくださるとの対応をしてくださりました。

 -  提出の宛先について ※クリックで開閉

宛先については,署名提出の調整をするなかで文科省から助言をいただき,当プロジェクトの判断のもと,以下8件とさせていただきました。提出直前に宛先を変更し,事後報告となってしまった旨,賛同者の皆様にお詫び申し上げます。当初予定していた「教職員課」については宛先として該当しないとのことで,宛先から削除いたしました。一方で,以下⑤⑥⑦の宛先は部活問題に関連する課であるとの助言をいただきました。関連する課について文科省から助言をいただけたということは,それだけ文科省が「部活問題に真摯に向き合おう」としているということです。宛先の変更は,署名の効果をより高めることにつながっております。ご理解・ご容赦ください。

-宛先
①文部科学省 文部科学大臣 馳 浩 様
②文部科学省 初等中等教育局 局長 小松 親次郎 様
③文部科学省 初等中等教育局 財務課 課長 矢野 和彦 様
④文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 課長 合田 哲雄 様
⑤文部科学省 スポーツ庁 政策課 課長 澤川 和宏 様
⑥文部科学省 文化庁 長官 青柳 正規 様
⑦文部科学省 科学技術・学術政策局 局長 伊藤 洋一 様
⑧中央教育審議会 教育課程部会 部会長 無藤 隆 様

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 プロジェクトメンバーの小阪成洋(PN本間大輔)が,学習院大学の長沼豊教授と共に提出に伺いました。担当官の皆様はとてもご多用の中,受け取りに際して会合も設けてくださりました。会合にて,本間から担当官の皆様に,以下の説明を申し上げました。
○署名の趣旨
○2万3千件を超える署名が集まっていること
○様々な立場の人から,部活問題の改善を求める切実なメッセージが届いていること


 担当官の皆様は,真剣にメモをとりながら傾聴してくださり,「受け取った署名を参照しながら,政策形成の参考としていく」とご回答くださりました。

 部活問題は,複数の課にまたがる根が深い課題です。今回の署名提出は,文部科学省の複数の担当課の皆様が,共通の「署名」を受け取ってくださったことにより,省内にて問題意識を共有していただく契機となりました。

 このキャンペーンの最終的な目的は,「教員に部活動の顧問をする・しないの選択権が認められる」ようになることです。また,それに伴って,生徒たちのスポーツ・芸術活動の場が縮小してしまわないように留意をしていく必要もあります。
 部活問題は,文部科学省からのトップダウンの通知や指導によってのみ改善できる課題ではありません。通知や指導があった上で,教員を含め様々な立場の人によって共有され,改善が図られる必要のある課題です。行政指導と現場での改善,どちらも必要です。片方が欠けてしまうと,改善は難しくなってしまうものと思われます。

 今回の署名提出によって,文部科学省に直接問題提起をすることができました。

 今後も継続して本キャンペーン「教師に部活動の顧問をする・しないの選択権を下さい!」への賛同を募り,署名活動を継続して参ります。23,523人目以降に賛同してくださった方の署名およびコメントを,後日改めて文部科学省に提出に伺い,その際には,再び担当課の皆様と議論を深めて参りたい次第です。

 引き続き,署名とコメントの受け付けを継続していきたいと考えております。ご協力のほど,何卒よろしくお願い申し上げます。


2016年3月3日
部活問題対策プロジェクト

今回の署名提出について,朝日新聞が記事にしてくださりました
Yahoo!ニュースにも転載されています

   (動画の1分50秒辺りです)


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